こんにちは、ヨシノ(@nonizm)です。
さて、行きたいと思ってた美術展に行ってきました。
概要
美術館行きますか?すごく楽しいから真面目におすすめしたい

有名なやつ。実物もっと綺麗だけど。
30代の女性って一般的にどれくらいの頻度で美術館とか美術展に行くものなんでしょうか。興味ない方は1回も行ったことない方も多いのかもしれませんね。
私はデザイナーのような仕事をしていることもあるからか、美術品を見るのはとても好きです。美術館も少なくても半年に1回は行ってるかな。(重なると2~3ヶ月に1回とかもある)
好きなジャンルが限定されているので、そんなに多くもないですが、平均すると行ってるのほうなのではないかと思います。
ちなみに好きなのは江戸末期くらいまでの日本画。西洋画とか近代美術はあまり興味がないので行ったことはありません(でも直島の近代アートはほんと良かった。モネの絵も最高だったし!)
興味がないとか、あまり行ったことがない方も是非ぼんやりと美術品を眺めに美術館に行っていただきたい!絶対新しい発見があるはずです。別に作品について詳しい必要は全くありません。
私が美術館をおすすめする理由

一番好きな浮世絵師は歌川国芳。猫好きの方は絶対作品好きだと思います。
- 頭が空っぽになって、胸がいっぱいになる(ストレス発散)
- 絶対好きな作品に出会える
- 現代に繋がるルーツを見つけることができる
- アウトプットのためのインプット
美しいものをただただ眺めるというのは思いのほかストレス発散効果が高いです。もうね、美術館出たあと何故かはー、スッキリしたー!!って気分に絶対なる。
私は美術館に行く大きな理由がストレス発散なので、本当に頭を空っぽにして専門的なこととか何も考えずに楽しむようにしています。
だから「これ好きだな」「この表情面白い!漫画絵みたい!」「この人イケメン!」「絶対作者この辺飽きてるww」とそんな感想ばっかり(笑)
美術館・美術展の楽しみ方

これも国芳トレス。だいすき。
- これといったルールはなし!!好きなように眺めて楽しむべし
- 遠くから見たり、近くから見たりすると見え方が違って楽しい
- 音声案内があって、色々知りたい方は借りればいいと思うけど、無くても全然楽しい
- 好きな絵、好きな絵師(画家)を見つける。そしてどういうところが好きなのか考える
- 後半まで見て、また最初に戻ったりすると見方が変わったりするのでおすすめ
美術館って思いのほかルールはないし、上野国立博物館なんか順路さえなくて本当に自由です。大きな声でなければおしゃべりもOK。私は3回も4回も好きな絵見に戻ったりするし、3時間くらいずっとい続けるし(笑)
ただ美術館はよほど好みのあう人と一緒に行く場合を除き、お一人様をおすすめしたい。
作品を見るスピードが違うって結構苦痛で、もうちょっと見たいのになーと思うのに進まなければいけないのがしんどいです。
結構デートで来てる方もいるんだけど、明らかに見るスピードあってないカップルとかも多いです(笑)という思いもあって彼とは美術館行ったことないのであった。
私が好きなのが日本画なので、体験型アートとかはちょっと楽しみ方が違うと思います。そこらへん直島レポートと一緒に書けるといいなあ。
京都・細見美術館「琳派のきらめき」展に行ってきたよ

公式サイトよりお借りしました
今年は琳派400年記念ということで色々各地でイベントが開催されるようで、今回私が行ったのもそのイベントの中のひとつ。
公式サイト>>琳派400年記念 細見美術館 琳派のきらめき-宗達・光琳・抱一・雪佳-
細見美術館の美術品が京都・大阪・横浜・東京の4箇所を巡回。私が行ったのは横浜。京都・大阪は既に終了しているようです。
高島屋サイトに行くと100円の割引券があったので、700円で入場できました。会社帰りに琳派の作品見れるってなんと素晴らしいことか。横浜は高島屋もそごうもギャラリースペースが広くて嬉しい。
京都・細見美術館「琳派のきらめき」展 感想

入場券は雪佳の金魚ちゃん。かわゆい。
百貨店内の美術展なので、さくっと見れるような作品数だろうなーと思ったら思いのほか作品数多くて見応えありました!700円は絶対元取れるかんじ。
6,7年前に東京国立博物館で琳派展やった時も行ったんですが、さすがに風神雷神はなかったものの(笑)東京国立博物館の時とはまた違った作品がいろいろあって面白かったー!
個人的には東京国立博物館での琳派展のイメージで俵屋宗達先生最強って思ってたんですが、江戸後期の琳派の作品が多く見れて新しい魅力に触れられて感動しました。
うわーん、やっぱり癒される!!冒頭の伊年の作品見ただけで涙出そうになった。
どちらかというと後期の作品に偏ってて宗達・光琳の作品は少なかったです。中村芳中・酒井抱一あたりの作品が好きで好きで何度も行ったりきたりしてました。
解説が随所にしっかりあったし、展示の最後の方に映像での解説もあったりして、知識としての琳派も楽しめました。
その解説VTRの中で「抱一はデザインに拘りぬいた~云々」と細見美術館の館長がお話されてたんですが、それを聞いて「そうか!琳派はアートじゃなくてデザインなのか!!」と目から鱗でした。どうりで好きなわけだよ!!
個人的にアート=自己表現(他者の理解は必要ない)/デザイン=用の美(他者との会話)だと思っているので、だからこそ琳派ってこんな見てて楽しいのかーとガッテンした。面白すぎて震える。
たぶんさっと回ると30分くらいの展示内容です。(私は例の如く1時間半ほどいたけども!)会社帰りにも気軽に行けるかと思います。
横浜は4/27まで、東京は4/29~5/11までということなので、機会がありましたら是非!おすすめですよー。
というわけで最後の方かなり個人的なつぶやきになってしまった感がありますが(笑)美術館・美術展のススメと琳派展の感想でございました。それでは、また!
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